2004.5
■東京・神奈川合同研修会より
■発行 神奈川県知的障害施設団体連合会支援スタッフ部会
横浜地区

 今年度、当地区会では、「地域支援には何が必要か」をテーマにした活動を行ってきました。

 一口に地域支援といっても、当然ながら視点は単一ではなく、通所更生、入所更生、児童施設と接する側面において様々でした。地域の捉え方について、少なからず戸惑いがありましたが、参加施設の現状報告の後作業所、GH、入所施設と見学会をしていきました。年度末には活動のまとめとして、すみなす会の石井博子さんをお招きしてお話を伺いました。横浜の知的障害者福祉を親の立場から開拓してこられた石井さんのお話は、多く示唆に富むものでした。

 次年度は介護保険が大きな論点になることと思われますが、国の都合による制度の変更が私達の仕事にとってなんら本質的な問題ではないことを確認したいところです。次年度も宜しくお願い致します。

 恵和青年寮 大川 文吾

川崎地区

 川崎地区では、7月に第一回目の地区会を行い、「あかしあ園」の施設見学をし、平成15年度の活動内容について話し合いました。さらに、川崎市障害施設事業協会の職員交流事業についての概要説明が行われました。

 今後は、自閉症の施設、市内の授産施設、創作に力を入れている施設の見学希望が出されています。また、支援センターや相談事業について、支援費になって変わったことなどを話し合い横のつながり、情報交換も大切にしていきたいと考えています。

 しらかし園 土屋郁音  

県央地区

 県央地区では12月12日に厚木精華園と紅梅学園の見学、1月29日は県北地区と合同ですぎな会愛育寮の見学をさせていただきました。厚木精華園は診療所が併設され医療面の対応が厚く、紅梅学園は女性の利用者のみの入所施設、すぎな会愛育寮は広大な敷地面積の中に178人もの利用者が暮らす入所施設とそれぞれ特徴を持つ施設でした。

 今年度の県央地区のテーマは「支援費制度導入後の課題点・問題点」となっていましたが、見学後の学習会では見学先の施設と各自の施設の問題や課題点とを比較して話し合うことが多かったように思います。実際に支援にあたるスタッフとして「支援するうえで困っている身近な問題・課題点」を中心にもっとディスカッションの機会を持つことができれば良かったのではないかと感じました。

 県央地区の地区会は参加率が高く、いつも多くの支援スタッフの方に参加していただきました。ありがとうございました。

 ふきのとう向生舎 大箭忠司

県北地区

 前年度は県北地区の施設を知ることと交流を深めるため県北地区の施設を見学し、学習会を開いていたため今年度は、県北地区に近い県央地区を見学し学習会を開催しました。県北地区以外の施設はとても新鮮で勉強になったと思います。地区会最後は、1月29日にすぎな会を会場に県央地区との合同の地区会を開くことができました。県央地区との小グループでのディスカッションでは、県北地区での問題点・課題などが話せ、交流も深められとても充実した地区会が開けたのではと思います。

 今回地区会代表になり、さまざまな職員と知り合い、自分の勉強不足を改めて知り新たに仕事に対する意欲が沸いてきました。この場を借りて地区会開催に快くご協力してくださった施設の方々、参加してくれた支援スタッフの皆さんありがとうございました。来年度も多くの方々との交流を期待しています。

 藤野さつき学園 泉 正美

県西地区

 県西地区では、第4回地区会を3月5日に中沼コスモス学園で行ないました。年度末ということもあり人数が集まらなかったのは残念でしたが、当日行なわれていたレクレーションに参加させていただくなど、いつもとは違った地区会になりました。

 この一年間の活動を振り返ってみると、もっと多くの方に参加していただきたかったですが、連絡の遅れなど手際の悪さもあり、残念な結果になってしまいました。しかし、私自身近隣の施設、そこで働く職員の方と知り合えたことでいろいろと勉強になりました。

 私自身、県西地区の代表ということで、戸惑いもあり関係者の方々にはいろいろとご迷惑をおかけしましたが、何とか役目を終えることができました。この場を借りて、ご協力くださった方々にお礼申し上げます。

 ほうあんワークセンターのぞみ 石黒達也   

 
湘南東地区

 湘南東地区は下期も今年度のテーマである「利用者のこだわり行動」「余暇支援」に沿って活動いたしました。12月に翔の会入道雲にて自分の施設での問題点などについて意見交換を行ないました。1月には、ひばりが丘学園にて相模原療育園の鎌田かおりさんを講師に招き「余暇としてのスヌーズレン」の学習会を行ないました。3月に湘南つつみ宛で反省会を行ないました。反省点としては年間を通して参加者が少なかったことが悔やまれます。施設の種類が違うと各スタッフの興味も違い、テーマの選定が難しかったこともあります。各施設のスタッフが共通したテーマを持つということの難しさを感じました。

 スタッフの方々、一年間お疲れ様でした。ご協力くださった施設の方々ありがとうございました。

 ひばりが丘学園 吉留大太郎

湘南西地区

 湘南西地区は平塚、伊勢原、秦野を県域とし、支援スタッフ部会を展開しています。

 活動としては、施設見学を実施して、他施設との勉強会を踏まえてそれぞれ意見交換を行い、良いところは自分たちの施設に取り入れ、見学後の親睦会で各施設の状況を意見交換し、親睦を深め新たな気持ちで業務に邁進できるように取り組みました。児童、成人、通所、入所というように施設種別ごとの性格によって興味や課題も違ってくるため県外の施設や他地区との合同学習会など新たな試みも行いました。

 それぞれの施設でお忙しい中、出席をすることで得たものは今後の業務において生かしていけるものであることを祈りつつ、様々な形でご協力いただいたお礼をこの場をお借りして申し上げます。

 やまばと学園 梅木秀明

横須賀・三浦地区

 横須賀・三浦地区では今年度3回の地区会を開催し、年度後半は11月に特別養護老人ホーム鎌倉清和由比にて、「高齢化に伴う各施設の対応と取り組み」をテーマに施設見学と意見交換を行いました。参加された各施設とも利用者さんの高齢化が進む中、今回見学させていただいた由比には当初から多くの関心が集まりました。主に食事面について栄養士の方にお話を聞くことができ、きめの細かい配慮がなされていることに感銘を受けました。

 年間の地区会運営を通して感じたことは、それぞれの施設で抱えているテーマは様々であるがそれらをいかに集約し、コーディネートしていくかが今後の課題と感じました。

 今年度ご協力いただきました各施設の利用者さん、職員の方々にこの場をお借りしまして心からお礼申し上げます。

 横須賀へーメット 遠藤一憲